新たな地域医療構想ワーキングが開催
2025年に向けた公立病院・公的医療機関等の具体的対応方針の再検証通知が出されてから1年半が経過した。新型コロナウイルス感染症の影響で期限が延長され続け、今もなお期限を再設定するか否かも見えてこない。厚生労働省は7月29日、「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」の初会合を開き、地域医療構想の検討を再開した。同日の議論で、厚労省は地域での議論の実態などを調査する方針を説明したが、調査の実施時期や具体的な検討項目すら触れなかった。果たして、厚労省はうやむやにしたまま25年を迎えようとしているのだろうか。