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戦後の混乱期からの高齢者介護で確立した 換気からターミナルケアまで「10の基本ケア」 社会福祉法人合掌苑 東京都町田市 「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」実行委員会特別賞、「日本経営品質賞」経営革新推進賞――信頼性の高い顕彰制度で表彰された社会福祉法人合掌苑。1958年、創業者は老人ホームの増築によって、高齢化社会の萌芽を見抜いたという。その慧眼は脈々と受け継がれ、総合福祉事業へと進展した。4名の経営幹部から真髄を聞いた。
施設の高い稼働率と外国人材の活用で、 成長を続ける敬英会グループのあゆみ 医療法人 敬英会 社会福祉法人 敬英福祉会 大阪府・和歌山県 かつて、「中間施設」と位置付けられていた介護老人保健施設は、現在、地域包括ケアの中核施設としての役割が期待されている。そこで今回は、大阪と和歌山2つのエリアで老健を基幹とした介護事業を展開する敬英会グループを訪ね、そのビジョンと戦略を聞いた。
新築から7年がかりの病院改革で、 304床のケアミックス病院として飛躍 医療法人甲風会 有馬温泉病院 兵庫県神戸市 急激な高齢化と同時に進む人口減少、さらに地域内での医療再編にもさらされる中、病院経営は年々厳しさを増している。こうした中、自院の強みを活かした病院改革に取り組み、これに成功することで成長しているのが医療法人甲風会 有馬温泉病院である。その改革の軌跡と今後のビジョンを伺うべく、現地を訪ねた。 理事長 中川 一彦 氏
「我が家」に関わる全ての人を幸せにすること ■HTC株式会社――北海道札幌市 介護報酬の削減や競争の激化、さらに人件費の増加や人材確保の難しさなどにより、デイサービスの経営は、以前と比べて厳しい状況に置かれている。そのようななか、デイサービス経営に特化し、着実かつ急速に成長し続けているのが、札幌市を拠点とし『デイサービス我が家』を経営するHTC株式会社である。その成長の秘訣を伺うべく、現地を訪ねた。
ペインクリニックと新しいスタイルの介護を武器として ■あさがおグループ――徳島県徳島市 ペインクリニックを診療の主体に、訪問診療や看取りも含めた地域包括ケアの充実を目指す医療法人と、従来の介護のイメージを打ち破る斬新なスタイルで急成長する介護・福祉事業。これらをグループ成長の大きな牽引力とすることで注目を集めているのが、徳島市に拠点を置くあさがおグループである。その戦略と実践を知るべく、話を伺った。
0歳から100歳まであらゆる世代が交流し繋がる ■大誠会グループ――群馬県沼田市 大誠会グループは、身体拘束ゼロ+脳活性リハ5原則による「大誠会スタイル」の認知症ケアで注目を集める医療法人大誠会内田病院を基幹に、医療・介護領域はもとより、障がい者福祉や子育て支援、さらには将来世代の雇用創出のための商業施設の経営まで、「まちづくり」を理念に事業展開を進める、群馬県沼田市を訪ねた。
街づくり・人づくり・思い出づくりに資する医療と介護 ■医療法人社団永生会――東京都八王子市 急性期を担う南多摩病院、回復期・慢性期医療を担う永生病院、緩和ケア病棟を有するみなみ野病院を中核として、クリニック、介護老人保健施設、訪問看護ステーション等を運営。疾病予防・医療・介護・福祉の切れ目ないトータルヘルスケアを提供するのが、八王子に拠点を置く医療法人社団永生会である。そのビジョンと戦略について、現地を取材した。
急性期から在宅まで一貫した医療と介護の提供 ■公益財団法人脳血管研究所――群馬県伊勢崎市 専門特化およびケアミックスというスタイルによって、質の高い効率的な医療を実践する美原記念病院と、在宅復帰を最優先課題とする介護老人保健施設アルボース、この2つを柱とするのが、公益財団法人脳血管研究所である。脳神経疾患に特化しつつ、急性期から在宅まで一貫して地域を支える医療と介護はどのように提供されているのか、現地を取材した。
多職種連携とICT・IoTを最大限に活かした在宅支援 ■社会医療法人祐愛会――佐賀県鹿島市 社会医療法人祐愛会織田病院は、院内の多職種連携や地域の診療所との病診連携、そしてICTやIoTを最大限に活用した在宅支援により、従来の「治す医療」から、「治し支える医療」への転換を実現。介護領域を支えるゆうあいビレッジと共に、少子高齢化が急激に進む地域において、医療と介護を支えるかけがえのない存在となっている。
時代を見据えた人事・財務戦略と徹底的なデジタル化の推進 ■ホロニクスグループ――大阪府大阪市ほか ホロニクスグループは、大阪府を中心に2府5県でトータルヘルスケアサービスを提供する、医療を中核とした事業複合体である。施設総数62、総職員数約5393名、グループの総売上高436億3400万円の巨大グループは、ウィズコロナのこの時代に、どのようなビジョンと戦略で立ち向かっていくのか、現地を訪ねた。
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