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ペインクリニックと新しいスタイルの介護を武器として ■あさがおグループ――徳島県徳島市 ペインクリニックを診療の主体に、訪問診療や看取りも含めた地域包括ケアの充実を目指す医療法人と、従来の介護のイメージを打ち破る斬新なスタイルで急成長する介護・福祉事業。これらをグループ成長の大きな牽引力とすることで注目を集めているのが、徳島市に拠点を置くあさがおグループである。その戦略と実践を知るべく、話を伺った。
0歳から100歳まであらゆる世代が交流し繋がる ■大誠会グループ――群馬県沼田市 大誠会グループは、身体拘束ゼロ+脳活性リハ5原則による「大誠会スタイル」の認知症ケアで注目を集める医療法人大誠会内田病院を基幹に、医療・介護領域はもとより、障がい者福祉や子育て支援、さらには将来世代の雇用創出のための商業施設の経営まで、「まちづくり」を理念に事業展開を進める、群馬県沼田市を訪ねた。
街づくり・人づくり・思い出づくりに資する医療と介護 ■医療法人社団永生会――東京都八王子市 急性期を担う南多摩病院、回復期・慢性期医療を担う永生病院、緩和ケア病棟を有するみなみ野病院を中核として、クリニック、介護老人保健施設、訪問看護ステーション等を運営。疾病予防・医療・介護・福祉の切れ目ないトータルヘルスケアを提供するのが、八王子に拠点を置く医療法人社団永生会である。そのビジョンと戦略について、現地を取材した。
急性期から在宅まで一貫した医療と介護の提供 ■公益財団法人脳血管研究所――群馬県伊勢崎市 専門特化およびケアミックスというスタイルによって、質の高い効率的な医療を実践する美原記念病院と、在宅復帰を最優先課題とする介護老人保健施設アルボース、この2つを柱とするのが、公益財団法人脳血管研究所である。脳神経疾患に特化しつつ、急性期から在宅まで一貫して地域を支える医療と介護はどのように提供されているのか、現地を取材した。
多職種連携とICT・IoTを最大限に活かした在宅支援 ■社会医療法人祐愛会――佐賀県鹿島市 社会医療法人祐愛会織田病院は、院内の多職種連携や地域の診療所との病診連携、そしてICTやIoTを最大限に活用した在宅支援により、従来の「治す医療」から、「治し支える医療」への転換を実現。介護領域を支えるゆうあいビレッジと共に、少子高齢化が急激に進む地域において、医療と介護を支えるかけがえのない存在となっている。
時代を見据えた人事・財務戦略と徹底的なデジタル化の推進 ■ホロニクスグループ――大阪府大阪市ほか ホロニクスグループは、大阪府を中心に2府5県でトータルヘルスケアサービスを提供する、医療を中核とした事業複合体である。施設総数62、総職員数約5393名、グループの総売上高436億3400万円の巨大グループは、ウィズコロナのこの時代に、どのようなビジョンと戦略で立ち向かっていくのか、現地を訪ねた。
医療的ケア児から認知症高齢者まで幅広い世代を支える ■ 社会福祉法人ひだまり―滋賀県米原市 医療的ケア児から認知症の高齢者まで、在宅で暮らし続けるための多彩なサービスで地域のケアを支えているのが、「社会福祉法人ひだまり」だ。2003年のNPO法人設立以来、デイサービスから小規模多機能型居宅介護、地域密着型特養など多彩なサービスを、制度を待つことなく積極的に展開し、地域になくてはならない存在となっている。
〜地域・有料老人ホーム・看多機で看取りに対応する〜 ■株式会社コメディコつくば――茨城県稲敷郡阿見町 昨年7月、茨城県稲敷郡阿見町(人口約4万8000人)で初の看護小規模多機能型居宅介護(以下、看多機)「さくらす」が開設された。2013年に“看取りのプラットフォーム”として開設された住宅型有料老人ホーム「グランヒルズ阿見」とともに、コメディコつくばが、在宅看取りニーズに幅広く対応する目的で開設。住民に“最期の安心”を提供している。
共同事業体として、3法人の総合力を活かす ■一般社団法人 日の出医療福祉グループ ―――兵庫県・大阪府・神奈川県・埼玉県・東京都 医療・介護・保育サービスを提供し、地域を支え続ける日の出医療福祉グループ。現在、兵庫県を中心に関東エリアまで事業範囲を広げ、小規模多機能型居宅介護をコアとしたワンストップでの医療を提供し、地域医療や地域包括ケアを支える事業体として注目を集めている。
保育・障害・介護を通じて人口問題の解決に挑む ■株式会社グローバルブリッヂホールディングス――東京都墨田区 手厚い人的サービスで成り立ってきた保育業務にICTはなじまない――この既成概念を打破して、73施設の認可保育所を展開するグローバルブリッヂホールディングス。同社は保育所に介護施設や障害者施設を併設して、利益を倍増させる事業モデルを確立した。成長の秘訣をレポートする。
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