参議院議員
全国老人福祉施設協議会 常任理事
社会福祉法人旭生会 会長
そのだ 修光 氏
コロナ禍の出口がいまだはっきりと見えないなか、第二次岸田内閣は成長と分配を掲げ、「看護、介護、保育、幼稚園などの現場で働く方々の収入の引き上げは最優先の課題」とし、処遇改善のための給与引き上げを打ち出した。一方で、その対象から漏れる介護職や看護師、ケアマネジャー等の処遇改善が新たな課題ともなっている。地域包括ケアシステム完成となる2025年を目の前に、我が国の医療や介護など社会保障が直面する現状と課題、そして展望について、政治家として介護保険制度施行に尽力し、社会福祉法人の会長として介護現場の実情にも詳しい、参議院議員のそのだ修光氏に話を聞いた。